大塚 年久 教授 お疲れさまでした
材料力学研究室 准教授 小林志好
2021年3月19日(金)に東京都市大学の卒業式が開催されました。卒業式の最後に、大塚先生から卒業生にお祝いの一言があり、その後花束と教職員からの贈り物が贈呈されました。花束は、材料力学研究室の卒研生の品川夏奈子さんから、贈り物は小林から贈呈されました。大塚先生から卒業生にかけられた言葉は、体を大切にとのことでした。大塚先生は、武蔵工業大学を卒業後、セメント協会に勤められ、セメント協会で働きながら本学で学位を取得され、本学の講師として戻ってこられました。働きながら研究をすることの大変さは、仕事量だけでなく、心身両方の健康を保ちつつ頑張ることにあり、働き続けることの重要性をご存知だからこそ出てきた言葉だと思います。
卒業生一同および教職員からお疲れさまでした、ありがとうございましたとこれまでのお礼を言った後、材料力学研究室の一同が集まって記念写真を撮りました。コロナ禍のために、大塚先生の退職を祝う会を開催できない中で、ささやかではありましたが、我々の感謝の気持ちをお伝えする機会ができました。機械工学科の卒業生の皆様、主任教授の槇先生をはじめとする先生方、鈴木様、準備をしていただきました岸本先生、ありがとうございました。
材料力学研究室に戻った後、研究室の卒研生および院生に大塚先生からのお言葉がありました。ここでは、大塚先生がこれまで回りに助けてもらい、ここまで来ました、社会に出て困ったことがあれば助けを求めてくださいとのお話がありました。とても大切なことだと思います。最近はチームで仕事をすると言われていますが、他人への気遣い(尊重)と協力、協力を求めるときは分かるようにする、そして、感謝の気持ちを忘れずに頑張っていれば、誰かが助けてくれるという実感のこもったお話でした。
大塚先生、これまでありがとうございました。